鍵のかかった部屋 最終回(第11話)の感想

 
2012年06月26日/ 鍵のかかった部屋

フジテレビ系列で放送の「鍵のかかった部屋」最終回(第11話)の感想など

鍵のかかった部屋

玉木宏さんは、大河ドラマ「平清盛」での源義朝の役が終わったから
この「鍵のかかった部屋」に出演したのかなと推測。
低視聴率ドラマウォッチャーの私は、ちゃんと「平清盛」を見てますよ。

さて、怪しさ満点だった副社長の穎原雅樹(鈴木一真さん)は、全く事件に
関与していませんでしたねぇ。でも、うるさい叔父の社長が死んでくれて
自分が社長に昇格できたのだから、内心、ほくそ笑んでいるでしょう。

社長の穎原(佐々木勝彦さん)の殺し方は、手が込んでいましたね。
また、窓ガラスが強風で煽られてガタガタ言うのを見てそれを思いついた
榎本径(大野智さん)もすごい直感だ。

急かす芹沢豪(佐藤浩市さん)に、「明日、説明します」と榎本(大野智さん)
が説明を先延ばしにしたのは、屋上で凶器を探すためだったのか。
貯水タンクに、ボーリングの球を見つけたと言っていたし。

でも、榎本(大野智さん)が芹沢(佐藤浩市さん)と青砥(戸田恵梨香さん)
の前で説明することはありませんでしたけれど。

青砥純子(戸田恵梨香さん)が、秘書の運んできたコーヒーカップを
ひっくり返すヘマを見て何かひらめいた様子の芹沢(佐藤浩市さん)。

後日、得意満面に穎原雅樹(鈴木一真さん)らの前で、介護ロボを使った
殺人トリックを再現し始めますが、介護ロボの機能を熟知していなかった
ために、とんだ恥をかいてしまう場面に少し笑えました。

佐藤学こと椎名(玉木宏さん)が、穎原(佐々木勝彦さん)に殺意を抱いた
心理は理解できます。

両親を自殺に追い込み、カネを持って逃げ、今はいけしゃあしゃあと
新しい会社を成功させて社長に納まっている。
しかも、清掃員である自分にぶつかっても、蔑んだ視線を向けて
去っていくという傲慢ぶり。

椎名(玉木宏さん)が榎本(大野智さん)に言った、
「キミもこちら側の人間じゃないのか?」とは、お前も犯罪者なんだろ?
という意味なのか、人にこき使われて働いている者同士だろ?の
どちらの意味で言ったのだろう。
あ、穎原(佐々木勝彦さん)に恨みがある者同士だろ?かな。

越えられないと思っていたガラスの向こうの世界。
「高い仕立てのスーツに、磨き上げられた革靴。カネで女も・・・」
と言う椎名(玉木宏さん)の気持ちは少し分かるなあ。
自分もガラスの外側にいる人間なので(汗)

見事に仇討ちを果たした椎名(玉木宏さん)ですが、榎本(大野智さん)に
「それでもスッキリしなかったのでは?」と言われます。
穎原と同様に椎名もまた、ダイヤモンドが盗られたりしないかと心配で
仕方ないのを見透かしていました。

芹沢(佐藤浩市さん)が、椎名(玉木宏さん)の本籍地を教えて欲しいと
刑事の鴻野(宇梶剛士さん)に尋ねると、鴻野はいったん断ります。
しかし、榎本(大野智さん)を不当に拘束したことや、今まで解決した
密室事件を恩着せがましく持ち出し、芹沢は鴻野から椎名の本籍地を
聞き出すことに成功。

しかし、この結末を見ると、鴻野(宇梶剛士さん)が若干グレーな手法
を使ってでも、榎本(大野智さん)を取り調べたかった理由が分かります。

同情の余地があるとは言え、椎名(玉木宏さん)は殺人と窃盗の罪。
榎本(大野智さん)は、椎名の盗んだ6億円相当のダイヤモンドの一部、
1億円相当分を抜き取ったのは確実。

刑事の鴻野が追っていた窃盗事件も、榎本の犯行だとしたら…。
最後に、普段はポーカーフェイスの榎本(大野智さん)の口元が
ニヤリとゆがんだ場面が印象的でした。

こういう結末もなかなかいいですね。
清々しいハッピーエンドだけがドラマの終わり方じゃないし。
「鍵のかかった部屋」、最終回まで楽しませてくれたドラマでした。

鍵のかかった部屋 最終回(第11話) あらすじ(Yahoo! テレビ より)

榎本径(大野智)が不在の中、青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)は事件の検証を行う。
そして、榎本は犯人ではない、と純子が断言したとき、榎本が釈放されたと連絡が入る。
専務の久永(中丸新将)が犯行を自認したからだ。
拘置所で純子と接見した久永は、睡眠中の無意識のうちに社長を殺害したのかもしれない、と弱気になっていた。

その後、榎本は、副社長の穎原(えばら)雅樹(鈴木一真)らに、社長が狙撃事件を自作自演したのは、社長室に隠した何かを守るため、窓を防弾ガラスに交換させたかったからだろう、と話す。

榎本は、自分のことを通報した犯人が自分と社長との因縁を知ったのは、社長室での純子との会話を盗聴していたからだと推測。
そんなことが可能な人物は誰か、考えを巡らせた榎本は、第一発見者の窓拭きのスタッフ・佐藤学(玉木宏)に会いたいと雅樹に申し出た。

やがて榎本と純子の前に佐藤がやってくる。
純子は佐藤に、社長が倒れていた場所を尋ねた。
佐藤がキャビネットの方を指すと、榎本は窓の外からだとそこは見えないはずだと指摘。
佐藤は「ゴンドラが上がったときに見えた」と証言した。

そんなとき芹沢からの電話で純子が退室。
榎本と2人きりになった佐藤は、社長室にいる違和感を口にした。
自分はガラス越しに眺めることしかできない存在だ、と話す佐藤。
そして、あなたも自分と同じ側の人間だろう、と榎本の様子をうかがい…。

▼主な出演者(敬称略)
榎本 径〈30〉 - 大野智(嵐)/青砥 純子 〈26〉 - 戸田恵梨香/芹沢 豪〈50〉 - 佐藤浩市

▼原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「硝子のハンマー」「狐火の家」(角川書店)

▼主題歌:嵐「Face Down」

  


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鍵のかかった部屋 第10話の感想

 
2012年06月19日/ 鍵のかかった部屋

フジテレビ系列で放送の「鍵のかかった部屋」第10話の感想など

鍵のかかった部屋

「これが最後の密室事件」という触れ込みだったのに、この第10話が
最終話じゃないのはなんで?と思ったら、初の2話に渡る事件でした。

最後の事件とあって、今回は榎本径(大野智さん)が作った模型が
登場しましたね。しかもかなり大きい。
それを使っての説明の途中で、榎本は刑事の鴻野(宇梶剛士さん)が
任意同行で連れて行ってしまいます。

理由は、榎本径(大野智さん)が、かつて社長の穎原(佐々木勝彦さん)
の自宅の防犯強化を担当して面識があったことに関係しているようです。

防犯対策を強化したにもかかわらず、穎原の家が窃盗の被害に遭った
ため、穎原は榎本の勤める東京セキュリティーに猛抗議。
損害賠償訴訟も辞さないと、かなり強気な姿勢だった模様。

そのため、榎本径(大野智さん)は社内で冷遇され、あの地下倉庫へ
追いやられることになったとのこと。
その後、穎原宅の窃盗は、愛人による内輪の犯行と判明したものの、
穎原は榎本に一切謝罪をしなかったという。

そのことで、榎本が社長の穎原を恨みに思っているのではないかと
いうのが鴻野(宇梶剛士さん)の見立て。

まあ、腹は立ったかもしれないけれど、殺してやろうとまで恨むもの
かなあ。謝罪はなかったものの、濡れ衣は晴れたことだし。

社長の甥っ子で、副社長の穎原雅樹(鈴木一真さん)がかなり怪しい
雰囲気でした。専務の久永(中丸新将さん)は、ハメられたようにしか
見えません。

専務の久永は、事件発生時は専務室で仮眠を取っていました。
社長室、副社長室、専務室はドアでつながっており、唯一犯行が可能
だったのが専務の久永だということになりつつありました。

久永は犯行を否認していますが、睡眠中の心神耗弱状態で無意識の
久永が起こした事故である線でまとめようとする会社側。
会社側の意向に従い、弁護方針を久永心神耗弱説でまとめようとする
芹沢豪(佐藤浩市さん)をいさめる青砥純子(戸田恵梨香さん)。

「その方が会社にとってダメージが小さい」と、芹沢は企業の利益を
優先に考えます。このあたりは、オトナの事情で動こうとする芹沢を
一方的には責められない気がしました。

空気銃などによる自作自演で、自分が狙われたように装った社長の
真意、怪しさ満点の副社長、ゴンドラに乗った清掃員の玉木宏さん。
次回がとても楽しみです。

鍵のかかった部屋 第10話 あらすじ(Yahoo! テレビ より)

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)とともに芹沢が顧問弁護を務める介護サービス会社「ベイリーフ」にやってくる。
同社の社長室や役員室が入る会社最上階のセキュリティー強化を依頼されたのだ。
社内を調査した榎本は、社長の穎原昭造(佐々木勝彦)らに必要なシステムを説明、後日、工事が行われることとなった。

ところが数日後、榎本が工事にやってくると、穎原が社長室で死んでいた。
連絡を受け駆け付けた純子と芹沢に、穎原の甥で副社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、穎原の死因が頭部打撲による脳出血であること、社長室が密室だったことを明かした。
刑事の萬田(丸山智己)は、社長室に唯一入出可能だったという理由で専務の久永(中丸新将)を警察署に連行。
しかし、久永が犯行を否認したため、芹沢は榎本に事件の調査を依頼した。

榎本が検証を続ける間、純子と芹沢も事件について考察を重ねた。
そんなふたりを、ボロボロのスニーカーを履いた男が付け狙っていた。

やがて、何かに気づいた榎本が、雅樹らにその事実について説明を始めたとき、刑事の鴻野(宇梶剛士)が入ってきた。
さらに、窓の外には、掃除用のゴンドラに乗った清掃会社スタッフの佐藤学(玉木宏)が現れる。
上昇するゴンドラから一瞬見えた学は、あのボロボロのスニーカーを履いていた。
榎本と佐藤の視線が交錯、この後、榎本は窮地を迎えることになり…。

▼主な出演者(敬称略)
榎本 径〈30〉 - 大野智(嵐)/青砥 純子 〈26〉 - 戸田恵梨香/芹沢 豪〈50〉 - 佐藤浩市

▼原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「硝子のハンマー」「狐火の家」(角川書店)

▼主題歌:嵐「Face Down」 
  


Posted by じろう at 06:39Comments(0)