アメトーーク 人見知り芸人

 
2010年04月16日/ バラエティ番組
昨夜、アメトーークを見ました。

先日放映された、ゴールデンスペシャルの未公開場面も
混ぜて再編集した「人見知り芸人」企画でした。

意外な芸人さんが人見知りだったりして「そうなの?」と
驚いたりしました。たとえば、有吉弘行とか。

ボクも人見知りなので、彼らの言ってることがひじょーに
よく分かるんです(笑)

人が多く集まるイベントで、浮いているのを悟られたくなくて、
「何かをしている人」を装うなんて、もう、
「そうそう、そうなんだよ!」と頷きまくりでした。


高校2年の文化祭で、クラスの出し物に最初は積極的に
参加していたのですが、ボクが所属していたセクションに
だんだんと派閥みたいなのが出来始めました。

そのどこにも所属できず、そして誰からも作業指示がないので、
当然、手持ち無沙汰になってくるわけです。
もちろん、話の輪には入れないので、派閥に無所属なんです。

もうそれは苦痛ですよ。
何もする作業が無いのに、「何かをしている人」を装うのに
必死でした。

それが苦痛になって、放課後の手伝いを放棄し、部活の練習に
行くようになりました。
決して手伝いが面倒くさいとかじゃないんです。
働くのが苦痛なのでなく、精神的に苦痛だったのです。

文化祭終了後、クラスの反省会か報告会みたいな場で、
セクションのリーダーが、名指しこそしなかったのですが、
「一部手伝わない人がいたのが残念でした」
と言い放ち、怒りがこみ上げてきたのを覚えています。

「最近、作業に参加してないね。手伝ってよ」などと、
一度も注意しなかったくせに、そんな場で吊るし上げるような
ことを言うなんて卑怯なヤツでしたね。
人見知りの人間の気持ちなんて、お前に分かるか!
すみません、つい感情的になってしまいました・・・


どんなお祭りでも、参加している人が一番楽しいに決まってる。
「みこし」をかついでいる人たち、山車をひいている人たち、
文化祭なら、屋台で焼きそばを売っている人たち、
演劇をやっている人たち・・・

参加してない僕らドロップアウト組は、文化祭当日、
部活の部室で麻雀をやることにしていました。

もっとかわいそうだったのが「S君」です。
S君は、ボクと同様におとなしくてクラスの出し物にも
積極的に関わっていなかったと思います。
ボクと彼が決定的に違ったのが、部活動の仲間が居たか
居ないかの差でした。

S君は僕らに「文化祭、一緒に見てまわろうよ」
と声を掛けてきました。
でも「部室で麻雀やるんで、悪いね」と言って断ったんです。
かわいそうだったけど。
しかし彼は、僕らが麻雀をやる部室へ向かうと、後ろから
ついてくるではないですか。

彼も彼で、図々しく部室に入ってきちゃえば良かったんです。
だけど、S君が部室前で一瞬ためらっているうちに、
誰かがドアをピシャッと閉めてしまったのでした。
ボクはその時、すごく気の毒で仕方なかったのですが、
さりとて「入れてあげようよ」とも言わなかった。

彼はあの後、文化祭の各クラスの出し物をひとり寂しく見て
まわったのでしょうか。
もしかしたら、彼とボクが入れ替わっていても、何ら
おかしくなかったと思います。
何かの組織に所属していることは、面倒なこともあるけれど、
有難いこともあるんだよなあ。

人見知り、人の輪にうまく溶け込めないって、ホントに
つらい性格です。
社交的で底抜けに明るい人って、平均的な人より人生が
何十倍も楽しいと思います。うらやましい。


人見知りで、お笑い芸人を目指す人は、コンプレックスの
裏返しでもあるかもしれないですね。

かの松本人志氏も、「恋のから騒ぎ」出演時、
明石家さんま氏の人見知りしない性格をうらやんで、
「ボクなら3年間レギュラーで(女性陣と)一緒に共演して、
やっと目が合わせられるようになるかも」
のような発言をしていました。

あの松ちゃんも、人見知りな一面があったのですね。
  


Posted by じろう at 18:04Comments(0)