赤い指 東野圭吾原作ドラマ 感想

 
2011年01月04日/ TVドラマ
昨夜、TBS系の東野圭吾ミステリー新春ドラマ特別企画「赤い指」を見ましたので
感想など。

赤い指

昨年放送されていた、同じく東野圭吾さん原作のドラマ「新参者」を見ていたので
迷わず見ました。「新参者」では、犯人が最後まで分からない見せ方をしていて、
一体犯人は誰なんだろうと考える楽しみがありました。

一方、この「赤い指」では、最初から犯人は分かっており、犯人とその共犯者が
事件の隠蔽をはかるのを、加賀恭一郎(阿部寛さん)が少しずつ追い詰める形式。

ドラマ「警部補 古畑任三郎」と同じですね。推理小説の世界では何か専門用語
があって区別されているのかもしれませんが。

殺害された小学2年生の女の子とその家族の悲しみ、その子を殺した中学生の子を
持つ家族の不幸、加賀恭一郎とその父親の悲しい関係、とストーリー自体は重い
ものでした。

加賀恭一郎(阿部寛さん)が犯人(中学生)の共犯者というか、我が子かわいさの
あまり事件を隠そうと取り繕った両親の工作を解明していく過程はとても面白かった。
ですが、見終えた後は悲しい余韻が残って切なかったですね。

つい最近終わった日テレ系ドラマ「Q10(キュート)」では、いいお母さん役だった
西田尚美さんが、このドラマでは親バカな母親のいい悪役を演じていました。

記者役の黒木メイサさんも良かったのですが、看護師役の田中麗奈さんも
良かった(照)。車椅子から抱き起こされた時、彼女にどさくさに紛れて長い間抱き
ついていた山崎努さんがうらやましい(笑)

富田靖子さんを見るのは久し振り。メガネ姿が似合ってました。
佐々木すみ江さんは、こんなお婆さんの役がハマリ役。よくドラマで見かけます。

少し気になった点が2つ。
イジメられっ子で、いわゆるオタク趣味な中学生が、同じアニメが好きという事で
知り合った小学生を、些細なことからキレて殺してしまう。
「オタク趣味」「キレやすい子ども」という世相を反映させているように見えますが、
一方でアニメ好きな人への偏見を助長しないかと思えました。

ボクはもういいオッサンなので美少女アニメは見ませんが、好きなアニメ作品も
あるので少し気になりました。ただ、私より上の世代でもたとえば「ガンダム」や
「宇宙戦艦ヤマト」が好きな人も多いので、心配し過ぎかも知れません。

などと言いつつも、ボクの中にも美少女アニメを好む男子に対する偏見が無い
わけではないので、結局は自分が好みで無い分野に対して、人は少なからず
偏見を持つものだなと感じます。「アニメ好き」ということで一括りにしないで
欲しいという自己保身の言い訳かも知れません。

もう1つ気になったのが、嫁と姑が仲が良い設定のドラマがほとんど無いと
言っていいほど、嫁と姑は仲が悪いものだという暗黙の了解みたいなものですね。
ドラマといったフィクションもそうだし、メディアによる姑は意地悪で嫌なヤツだ
という擦り込みが現在の核家族化を助長していると言ってる人も居ます。

なるほど、女性がダンナの親とは住みたくない、結婚相手が長男はイヤだと
言い出すわけですね(笑)母親が息子の嫁とは一緒に住みたくないと言っている
のもよく耳にします。

メディアによる、嫁・姑の人間関係は必ず悪くなるという擦り込みは強力ですね。
私も少なからずそんな風潮の被害を受けているので、その意見に少し同意します。

後半はドラマと関係ない話になってしまいました。
この「赤い指」の裏では、映画「アマルフィ 女神の報酬」が放送されていましたが、
あまり良い評判を聞かないので「赤い指」の方を見ました。
織田裕二さんや天海祐希さんは嫌いじゃないので、機会があれば見たいですね。

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Posted by じろう at 11:05Comments(4)