3年B組 金八先生ファイナル 最後の贈る言葉 感想

 
2011年03月28日/ TVドラマ
昨夜見たTBS系ドラマ「3年B組 金八先生ファイナル 最後の贈る言葉 4時間SP」
の感想など。

3年B組 金八先生ファイナル

金八先生(武田鉄矢さん)もついに定年退職を迎えるという設定で、もう二度とこの
シリーズは作られないと言われると、見ておきたくなったので見ました。

第8シリーズまで制作されたようですが、私はどのシリーズも全話を通して見たことが
ありませんでした。有名な第2シリーズも、松村邦洋さんがモノマネする「加藤優」が
印象に強く残っていて、ストーリーはどんなだったか思い出せません。

一番熱かったと言われる第1~2シリーズは、私と少し年代がずれているので、
あまり見ませんでしたね。40代の方々はドンピシャ世代ではないでしょうか。
でも、子どもながら所々見ていたりして少しは分かります。

第2シリーズで加藤優役だった直江喜一さんは、長らく芸能界から離れて会社員を
されていたようですが、最近になって俳優業も再開したようです。
やはりこのファイナルでも、加藤優はおいしい所を持っていきましたね。

普通の48歳の人を連れてきても、ああも自然な演技は出来ないでしょうから、やはり
「昔取った杵柄」でしょう。その加藤優(直江喜一さん)は、今では新潟県の新発田で
ガスタンクや石油タンクを建設する会社の社長役で登場。

狭心症の発作で倒れた坂本金八(武田鉄矢さん)は、病院に入院しますが、当初
空いていた隣のベッドに盲腸の手術を終えた患者が来て相部屋になります。
ところがその盲腸患者は、病院内にも関わらずベッドで携帯電話を頻繁に使う
マナーのなってない人でした。

カーテンで区切られて顔も見えなかったお隣さんですが、トイレに行く際に金八先生が
お隣さんの前を横切って顔を見ると、それがなんと加藤優なのでした。
そこで、加藤から今は新潟でタンク建設の会社をやっていると聞きます。

加藤優は、少年院から出所してきた青年など、社会的に見放された若者らを積極的に
雇用し、彼らに礼儀作法も教えている様子。
「だったら病院で携帯使うなよ」と、そこが少し残念に思いました。
あそこは、携帯ではなく、イビキがうるさいとかの設定にしておけばよかったのに。

まあ、それはさておき、3Bの問題児である景浦の指導に行き詰っていた金八は、
加藤優に実は学校で問題児が居て、そいつを加藤の会社で雇ってくれないかと
頼むのでした。

私も「おお、それはグッドアイデアかも」なんて思ったのですが、加藤からの返事は
「それはできない」とのこと。セリフはうろ覚えなんですが、
「俺は金八先生のお陰で立ち直れた。そいつも金八先生を必要としているのでは?」
のようなことをガツンと加藤に言われてしまいます。
その言葉でハッと我にかえった金八は、「オレは何をやってるんだ」と景浦の問題から
逃げようとしている自分に言い聞かせるように言います。

見た目は禿げ上がって太ったおじさんになってしまったけど(失礼!)、加藤優は
やはりいい味出してるよなあと思った場面でした。

その後、金八先生の熱意にほだされた先生方や3BのクラスメイトやOB・OG等の
協力もあって、景浦は勉強をするようになり(させられた?)、都立緑山高校に合格。

4時間スペシャルとは言え、逆に4時間しかないので、景浦が問題児から改心して
立ち直る過程は、とてもスピーディーに進みました。
通常なら1クールとか時間をかけてやるんでしょうけどね。

しかし、3時間ほどで卒業式まで終えてしまい、あと1時間残っているのは何だろう
思ったら、金八先生の定年を卒業と捉えた「金八先生卒業式」に充てられました。

問題児だった景浦によるスピーチ、そして金八先生自身のスピーチにも感動する
言葉が多々ありました。しかし、出席をとると称して歴代の卒業生の名前を呼ぶ
場面は少し冗長に感じましたね。

ツイッターでどなたかが「過去の出演者の【あの人は今】の様相」と皮肉っていた
のが言い得て妙です。

逆に、今はかなり有名でこのファイナルに出演しなかった人は、どういう理由かと
卑しい勘繰りをしてしまいます。金八に出ていた過去は知られたくないとか、
もうこのドラマに出るほどの「格」ではないと思っているとか。

そういうマイナスイメージを持たれない為にも主要有名人は、たとえば、
「上戸彩さんは、スケジュールの都合でご出演がかないませんでした」
とか公式サイトに記載しておいたほうが良いのかも知れません。
まあ、瑣末なことですね。

なにはともあれ、もう金八先生は終わってしまいました。
「天までとどけ」が終わった時も虚脱感がありましたが、似たような虚脱感を
今感じています。
  


Posted by じろう at 04:00Comments(10)