坂の上の雲 第3部(第10話)の感想

 
2011年12月05日/ TVドラマ
NHK総合で放送されたスペシャルドラマ「坂の上の雲」第3部(第10話)の感想など。

坂の上の雲

旅順総攻撃

公式サイトからあらすじを引用します。
~~~
1904(明治37)年、日露戦争開戦。日銀副総裁の高橋是清(西田敏行)は日露戦争の戦費調達に奔走するが、世界はロシア有利と見ていたため日本に融資する相手を探すのは困難だった。

満州軍総司令官の大山巌(米倉斉加年)と総参謀長・児玉源太郎(高橋英樹)が、東郷平八郎(渡哲也)率いる連合艦隊の旗艦「三笠」に集結。陸海軍首脳による協同作戦会議が開かれる。海軍は、旅順港を陸から攻撃してロシア艦隊を追い出してほしいと陸軍に要請。真之(本木雅弘)は、旅順西北の二〇三高地を占領してそこに観測点を置き、ロシア艦隊を砲撃すべきと主張する。しかし陸軍は旅順要塞攻略を重視し、乃木希典(柄本明)が指揮する第三軍が総攻撃にあたる。

7月下旬、陸軍の動きに反応したロシア艦隊が旅順港から姿を現した。連合艦隊はかねての作戦計画に従い攻撃を開始するが、ロシア艦隊は再び旅順港に逃げ戻り、黄海海戦は失敗に終わる。

8月19日、第一回旅順総攻撃が始まり、要塞の正面突破を敢行するが、旅順要塞はベトンで固められた近代要塞になっていた。日本軍は要塞の鉄壁に傷一つ負わせることもできず、6日間で1万6000人の死傷者を出す壮絶な敗北を喫する。その報に接した真之は、第三軍は作戦目的をわかっていないと激し、直談判に赴くと息巻いて参謀長の島村(舘ひろし)に冷静になれと諭される。

遼陽での会戦が迫るなか、好古(阿部寛)の騎兵団は敵情捜索を行い、クロパトキン(セルゲイ・パールシン)率いるロシア陸軍が大軍を集結させていると報告する。ロシア軍の兵力23万に対して日本軍は14万。砲弾が足りない日本軍は遼陽西部戦線で多数の死傷者を出し崩壊寸前となる。しかし東部戦線の決死の攻撃や好古の提案が功を奏し、クロパトキンは突如全軍を退却させる。

一方、第三軍は坑道とざんごうを掘り進めて旅順要塞に近づくという正攻法で二度目の旅順総攻撃を行うが、4900人の死者を出し再び失敗に終わる。

10月、バルチック艦隊がついに出港した。
~~~

ついにはじまりました、スペシャルドラマ「坂の上の雲」第3部。
3年に亘って放送されると2009年に聞いたとき、「先が長いなあ」と
思っていたら、あっという間に3年目がやってきました。

このドラマの影響で、大河ドラマが11月中に終わってしまうのですが、
今年の「江」は面白くなかったから丁度良かった。(失礼!)

いよいよ、日露戦争の戦いが激しくなってきました。
いままで日露戦争関連では、映画「二百三高地」や「日本海大海戦」を
見てきました。

上に挙げた映画では、タイトルどおりそれぞれの陸戦と海戦を重点的に
描いていたのですが、この「坂の上の雲」では、その両方の作戦の持つ
意味がよく分かって勉強になります。

なぜ、二百三高地を制圧することを、真之(本木雅弘さん)が強く主張した
のか等が分かってとても面白い。
しかし、陸軍や海軍の幹部が豪華な俳優陣ですね。

多数の戦死者が出た戦争を面白いというのは不謹慎かも知れませんが、
戦術面、戦略面という観点からとても興味深く見入っております。

やはり、ロシアの旅順要塞を正面から攻め続け、兵を無駄に犬死させて
いるように見える場面は見ているとつらいですね。

向こうのロシアは、高速度で次から次に銃弾を繰り出す機関銃で
応戦してきたり、巨大な大砲で玉をどんどん打ち込んでくるのに、
こちら日本軍は単発の銃を持った歩兵が主力で、何とも非力な感じ。

天空の城ラピュタのムスカ大佐の言葉を借りれば、
「まるで人がゴミのようだ」といった様相。

「戦(いくさ)は嫌じゃ」と生ぬるいことばかり言っていた「江」が
つまらなく見えたのは当然ですわ。

私は別に戦争を美化するつもりはなく、歴史として見た時に面白い
と思っているだけです。
今の世で、日本を巻き込んだホットウォーが本当に起きたら困ります。

とにかく次回が楽しみだし、何があっても見ます。

▼主な出演者(敬称略)
秋山真之…本木雅弘
秋山好古…阿部寛
秋山貞…竹下景子
秋山季子…石原さとみ
秋山多美…松たか子
正岡子規…香川照之
正岡律…菅野美穂
東郷平八郎…渡哲也
加藤友三郎…草刈正雄
島村速雄…舘ひろし
有馬良橘…加藤雅也
伊地知彦次郎…ダンカン
児玉源太郎…高橋英樹
山県有朋…江守徹
大山巌…米倉斉加年
乃木希典…柄本明
伊地知幸介…村田雄浩
長岡外史…的場浩司
黒木為禎…清水紘治
奥保鞏…伊吹剛
有坂成章…矢島健一
高橋是清…西田敏行

ハセガワ 1/350 日本海軍 戦艦 三笠 ”日本海海戦” w/秋山真之フィギュア プラモデル (品番40081)  

ハセガワ 1/350 日本海軍 戦艦 三笠 ”日本海海戦” w/秋山真之フィギュア プラモデル (品番40081)  



  


Posted by じろう at 23:25Comments(0)

南極大陸 第8話の感想

 
2011年12月05日/ TVドラマ
TBS系列で放送された日曜劇場「南極大陸」第8話の感想など。

日曜劇場 南極大陸

公式サイトよりあらすじを一部引用します。
~~~
倉持は最後まで犬たちのためセスナを飛ばすよう懇願していた。
しかし、隊員たちの命を優先するため犬たちを昭和基地に残し日本へ向けて出発することになった 「 宗谷 」 で、倉持は身を裂かれる想いでその場に崩れ落ちる。

日本では早速、新聞記事に犬たちを置き去りにした記事が掲載される。
リキを家族のように飼っていた 綾子 (木村多江) や 遥香 (芦田愛菜) らは、衝撃を受ける。

人も船も満身創痍の 「 宗谷 」 は、ケープタウンで全員船を降り、空路にて帰国することになった。
そして、第二次南極越冬断念と犬を置き去りにしたことが政府の中で問題視され、第三次観測隊は見送りも含めて検討されることになったという報告を受ける倉持たち。
白崎 (柴田恭兵) は、南極観測の継続を日本に帰ったら政府と掛け合うことを約束するが…。

その頃、南極に残された樺太犬たちは、繋がれた首輪を必死に抜けようとしていた。
鎖を外した犬たちは、基地に入り、脱ぎ捨てられた隊員たちの服やシーツなどのにおいを嗅ぎ、顔を擦り付け、吠えていた…。
~~~

樺太犬を預けてくれた人の家を訪問し、神妙な面持ちで
謝罪をしてまわる倉持岳志(木村拓哉さん)。

倉持は時に厳しい言葉で叱責され、追い返されるようなことも
体験します。それはリキの飼い主である古館家の
古館綾子(木村多江さん)も同様の反応でした。

倉持を責める綾子を見つけると、古館教授(山本學さん)は
「まあ、待ちなさい」と仲裁に入ります。

「キミたちも大変だったんだろう」という古館教授に、
「いいえ…」と返す倉持。

謙遜するどころか、本当に倉持が大変そうだったように
見えないんですよ(笑)

血色も良いし、顔もふっくらしているように見受けられました。
役者さんが、役作りのために何kg減量したという話を、まま
聞くことがあります。

木村拓哉さんにそれを強要するつもりはありませんが、
あまりにも健康そのもので、本当に申し訳ないといった
雰囲気が出ていなかったように思います。

厳しい南極での越冬生活、そして犬たちを置き去りに
せざるを得なかったという悔しさから、もっと憔悴しきった
表情が出せなかったものかと・・・

演技で表現できないのなら、見た目でカバーするしか
ないように思うので、体を絞り込むとか、メイクを工夫する
など知恵を絞って欲しかったと思う次第です。

さて南極では、樺太犬たちが首輪から抜けたり、鎖を引き
ちぎったりして自由になる犬と、未だ繋がれたままの犬に
分かれます。

しかし、自由になった犬、繋がれたままの犬のどちらでも、
次々に死んでいく犬たち。段々数が減ってきました。

第三次観測隊は、どうにか派遣されることになったのですが、
第一次及び第二次観測隊に所属していたものを除いて
編成されることになった模様。

ということで、倉持が再び南極に行くことはできないため、
物語が地味になってしまいそうなのですが、どうやって
盛り上げていくつもりなんでしょう。

その点に注目して次回まで待ちたいと思います。

▼キャスト(敬称略)
倉持岳志 - 木村拓哉
高岡美雪 - 綾瀬はるか
氷室晴彦 - 堺雅人
犬塚夏男 - 山本裕典
横峰新吉 - 吉沢悠
船木幾蔵 - 岡田義徳
谷健之助 - 志賀廣太郎
嵐山肇 - 川村陽介
山里万平 - ドロンズ石本
鮫島直人 - 寺島進
内海典章 - 緒形直人
星野英太郎 - 香川照之
白崎優 - 柴田恭兵
古館遥香 - 芦田愛菜
安藤道雄 - 佐藤隆太
古館 亮 - 井上瑞稀
鮫島純子 - 加藤貴子
鮫島健太 - 佐藤詩音
横峰奈緒美 - さくら
犬塚美津子 - 大野いと
古館智大 - 山本學
古館綾子 - 木村多江
岩城 昌隆 - 宮沢和史

▼原案
北村泰一「南極越冬隊タロジロの真実」(小学館)

▼主題歌
中島みゆき「荒野より」

  


Posted by じろう at 06:35Comments(2)