ごくせん THE MOVIE 感想

 
2012年06月30日/ 実写映画

日本テレビ系列(金曜ロードSHOW)で放送された「ごくせん THE MOVIE」の感想など

生瀬勝久

仲間由紀恵さん主演の映画「ごくせん THE MOVIE」が、
テレビでやっていたので見ました。

奇しくも6/28(木)に、
「仲間由紀恵さん出演作でも『ごくせん』はあまり好みでない」
と発言したばかり。

言っていることと行動が違うじゃないか!と突っ込まれそうですが、
食わず嫌いも良くないかなと思ったし、レンタルしなくてもテレビで放送
してくれるならタダだからと見てみました。我ながらセコイな・・・

見終えて、これを映画館で見る必要があるの?というのが正直な感想です。
やはり「ごくせん」は私の趣味には合わなかったですね。

ヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵さん)が、いくら任侠一家の親分の孫
だからと言って、あんな超人的にケンカが強いというリアリティの無さに
まずは納得できません。SF作品じゃないのに。

あと、心を開いて生徒を信用し、ぶつかっていけば生徒たちから慕われる
ということも首をかしげたくなります。

これは高校が舞台になっていますが、小学生レベルでも意外に子どもって
もっと冷酷な存在だと思うんです。
クラス全員が一致してヤンクミ万歳!とか有り得ないでしょう。

その点、長谷川博己さん主演のドラマ「鈴木先生」はリアルな中学生を
描いていたように思うので好きでした。

校長の生瀬勝久さんの登場で、ちょっと和みますけどね。
あれで、ヅラという設定だったらもっと面白いのに。

あ、それは「トリック(TRICK)」の矢部謙三ですね。
やはりボクは、「トリック(TRICK)」シリーズの方が、仲間由紀恵さんの
出演作としては好きです。

逆に「トリック(TRICK)の何が面白いか分からん」という人も居るでしょう。
そこは好みの問題だと思います。

「ごくせん」ファンの皆さん、ごめんなさい!
  


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テンペストの感想 仲間由紀恵さんが良かった!

 
2012年06月29日/ TVドラマ

NHK総合で放送されたBS時代劇「テンペスト」の感想など

仲間由紀恵 テンペスト

仲間由紀恵さん主演のドラマ「テンペスト」は、昨年、NHK総合で第1話のみが
放送されて、第2話以降をBSで放送するという、貧乏人には酷い仕打ち。

レンタル店でDVDが解禁になるまで待つしかない、と諦めていたところ、
4/12(木)からNHK総合で全10話放送してくれました。ありがたや。

ブログへの各話の感想を投稿しなかったのは、同じ木曜日に「Wの悲劇」が
放送されていたからです。頑張って二つとも感想を書けば良かったなぁ。。

平凡な感想ですが、とにかく面白かった。
原作の小説は、アマゾンの書評欄でボロクソに叩かれていました。
小説の「テンペスト」を読んでいないので何とも言えませんが、ドラマ版は
すごく面白かったと思います。

4-6月期の春ドラマも含めて、この「テンペスト」を、私は満足度で第1位に
選びたいと思います。ただし、BSとは言え、昨年に放送されていますから、
新作に限るとなると…。春ドラマ総括は、別の機会に述べたいと思います。

女性が琉球王府の役人になることは規制されていたため、宦官であると
性を偽り、官吏登用の考試を首席で合格する孫寧温(仲間由紀恵さん)。

聡明な彼(彼女)は、官僚として辣腕を振るい、数々の難問を解決する
ものの、徐丁垓(GACKTさん)に秘密を握られ、手篭めにされた挙句、
徐丁垓殺害の罪で失脚し、八重山に流罪となってしまいました。

八重山から今度は、真鶴(仲間由紀恵さん二役)として本島に舞い戻り、
尚泰王(染谷将太さん)の側室として取り立てられます。
一方、外交問題が持ち上がり、何ヶ国語も操れて外交に長けた孫寧温
(仲間由紀恵さん)を八重山から呼び戻すことになり、彼女は側室・真鶴と
官僚・孫寧温の二役を演じ分けるのでした。

簡単にまとめると上のような話ですが、これでは到底楽しさは伝わり
ませんね。ストーリーも、「この次どうなるの?」と先が気になって毎週
楽しみでしたし、出演陣も豪華で配役も絶妙だったと思います。

高橋和也さん演ずる尚泰王が、琉球王国の王としての威厳を感じられる
好演だったし、聞得大君の高岡早紀さんの気位の高いキャラも楽しい。
喜舎場朝薫を演じた塚本高史さんは、同じNHKドラマの「監査法人」を
思い出すキレ者の官僚役がハマってました。

オバア(平良とみさん)や、後に孫寧温(仲間由紀恵さん)によって
銭蔵奉行に取り立てられる多嘉良おじさん(藤木勇人さん)は
なごませキャラでした。

なんと言っても、徐丁垓を演じたGACKTさんの怪しさ満点のキャラは
面白がらずにはいられません。

薩摩藩士・浅倉の谷原章介さんは、孫寧温(仲間由紀恵さん)が八重山に
流された後、役人が横領しているとも知らず、自分の持ち物を売って
八重山に仕送りしていたのが健気でした。

やはり、主演の仲間由紀恵さんがいい。
知略に長けた官僚としての孫寧温も、機織の得意な側室としての真鶴
の両方とも良かった。
真鶴(仲間由紀恵さん)に機織を仕込んだ、元・大勢頭部のかたせ梨乃さん
も存在感がありました。

真鶴と同じく尚泰王の側室・真美那(上原多香子さん)は天真爛漫で、
真鶴が心の中で彼女にたびたび突っ込むのが面白い。
「おい!、~~じゃないか!」などと真鶴役の仲間由紀恵さんの声を
アフレコでかぶせるのですが、まるで「トリック(TRICK)」の
山田奈緒子のようで可笑しかった。

琉球王国独特の敬称が興味深かったですね。
琉球王を国王陛下などと呼ばずに、「首里天加那志(しゅりてんがなし)」と
呼ぶんですよ。王族には「加那志」と付けるようです。聞得大君加那志とか。

その後、琉球王国は琉球藩の設置、そして沖縄県へと日本国に併合
されてしまいます。

真鶴(仲間由紀恵さん)が尚泰王との間に設けた子・孫明(石黒英雄さん)。
琉球王国滅亡後、真鶴は首里城の玉座に孫明を座らせ、
「第三尚氏王朝・尚明王、即位の儀を執り行います」
「首里天加那志、お言葉を」と言います。

琉球はとっくに日本へ取り込まれていたけれど、自分は第一尚氏王朝の
末裔であるという自負を忘れず、形だけでも息子を国王として即位の儀
を行うこのラストがしんみりしました。

髷を結い、腰に刀を差していた浅倉(谷原章介さん)は、西洋のしゃれた
仕立てのスーツに身を包んで、真鶴(仲間由紀恵さん)と再会。
言葉を特に交わさず、見詰め合うだけでしたが、あの後を描いたら無粋
だと思うので、あの終わり方で良かったと思います。

▼主なキャスト(敬称略)
真鶴・孫寧温 - 仲間由紀恵/浅倉雅博 - 谷原章介/喜舎場朝薫 - 塚本高史/聞得大君・真牛 - 高岡早紀/徐丁垓 - GACKT/真鶴(少女時代) - 田崎アヤカ/孫嗣勇(少年時代) - 森永悠希/儀間親雲上 - 松尾英太郎/多嘉良善蔵 - 藤木勇人/オバア - 平良とみ/座喜味親方 - 上田耕一/御物奉行赤嶺 - 阿南健治/平等之側 - 塩野谷正幸/側室 - 天城純子/尚泰王 - 染谷将太/泰王子 - 矢山博夢/思戸 - 二階堂ふみ/与那覇 - でんでん/津波古 - 遠藤憲一/大勢頭部 - 藤真利子/尚育王 - 高橋和也/王妃 - 若村麻由美/孫嗣勇 - 金子昇/宜野湾親方 - 名高達男/与那原親方 - 江原真二郎/真美那 - 上原多香子/花風女将 - 小林幸子/大勢頭部・思徳金 - かたせ梨乃/国母 - 八千草薫/孫嗣志 - 奥田瑛二 /ベッテルハイム - チャールズ・グラバー/孫明(青年時代) - 石黒英雄

▼主題歌:安室奈美恵「Tempest」


  


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