坂の上の雲 第3部(第11話)の感想

2011年12月12日/ TVドラマ
NHK総合で放送されたスペシャルドラマ「坂の上の雲」第3部(第11話)の感想など。

坂の上の雲

第11回「二〇三高地

公式サイトからあらすじを引用します。
~~~
第三軍は、三度目の旅順要塞総攻撃を予定。各師団から選抜した三千百余人の白襷(だすき)隊による一大決死隊の突撃を開始する。突撃開始から3時間で全線にわたって攻撃が頓挫、白襷隊が闇に乗じて鉄条網まで迫るが、機関砲火を浴びる。乃木(柄本明)はもはや正面攻撃は無理と判断し、二〇三高地を全力で落とすと宣言する。だが、第一師団五連隊が頂上を占領した直後に反撃され、頂上奪取に失敗する。

総攻撃の開始から6日目、連合艦隊・三笠の艦内では、攻撃中止命令が出るころだとの声が上がる。その声に真之(本木雅弘)は、4万5万の将兵が犠牲になっても二〇三高地はおとさなくてはいけないと激する。

万策尽き果てた乃木の苦境を見かねた満州軍総参謀長・児玉源太郎(高橋英樹)は、旅順で乃木の代わりに二〇三高地をおとすことを決意。大山(米倉斉加年)からの秘密命令を携え旅順にやってくる。乃木と二人きりで話し合った児玉は、一時的に第三軍の指揮を執ることを乃木に了承させ、直ちに重砲隊の移動や陣地転換など攻撃計画を修正する。

12月5日、集中配置された28サンチ砲や重砲がその効果を存分に発揮。死闘の末、二〇三高地の西南山頂を占領した日本軍は観測点を置き、旅順港のロシア艦隊に砲撃を浴びせた。

ロシア艦隊の全艦撃沈が時間の問題だと知った連合艦隊は、直ちに佐世保へ帰港の準備に入り、10か月に及ぶ旅順港の封鎖作戦に終止符が打たれる。

児玉は、陥落した二〇三高地の巡視に向かう乃木にあえて同行せず、陸軍の記録にも自らが指揮権を執ったことは伏せて、単なる陣中見舞いだったと記録させる。そのころロシアは、ぼう大な数の兵を奉天の会戦に向けて集結させつつあった。
~~~

今回は女性が全く出てきませんでしたね。まさに男の戦場。
もし、見逃していたらすみません。
また、二〇三高地の戦いに関わっていなかった秋山好古(阿部寛さん)
も殆ど出番なし。

真之(本木雅弘さん)は、「二〇三高地を落とさねば!」と激高して
周りの人たちになだめられるも、主な出演シーンはそこだけ。

この回は、乃木希典(柄本明さん)と児玉源太郎(高橋英樹さん)が
主役のようなものでした。
不満を漏らしているのではありません。
阿部寛さんや本木雅弘さんが目当ての女性ではないので・・・

むしろ、乃木大将と児玉大将の二人が良かった。
乃木大将は、今まで名将のイメージがありましたが、このドラマ
では凡将といった描き方ですね。
寡黙で掴みどころがないというか、戦いをどう見通しているのか
傍から見ると分かりにくい。

一方、児玉大将は表面上、司令官の乃木大将を補佐すると言いつつ
矢継ぎ早に作戦の変更を指示し、それも理に適ったもので、名将
といった印象を持ちました。

一度は陥落させて、また奪回された二〇三高地を、児玉大将の
指揮により再び奪取します。

戦闘シーンにとても臨場感があって、NHKだからCMも入らないし、
画面に釘付けでした。

最後、旅順港に停泊しているロシアの戦艦に大砲の弾が着弾して
炎上する場面では、「よっしゃー!」と完全にのめり込み状態。

明石大佐は、ヨーロッパでの諜報活動でロシアに情報戦で
揺さぶりをかけます。

この時代には確固たる戦略があったんですね。
何も戦争を仕掛けろとは言いませんが、今の日本の場当たり的な
腰抜け外交を見ていると歯がゆい思いがします。

さて、次回はついにロシアのバルチック艦隊が日本近海まで
やってくる模様。

次の日曜日が待ち遠しいです。

▼主な出演者(敬称略)
秋山真之…本木雅弘
秋山好古…阿部寛
秋山貞…竹下景子
秋山季子…石原さとみ
秋山多美…松たか子
正岡子規…香川照之
正岡律…菅野美穂
東郷平八郎…渡哲也
加藤友三郎…草刈正雄
島村速雄…舘ひろし
有馬良橘…加藤雅也
伊地知彦次郎…ダンカン
児玉源太郎…高橋英樹
山県有朋…江守徹
大山巌…米倉斉加年
乃木希典…柄本明
伊地知幸介…村田雄浩
長岡外史…的場浩司
黒木為禎…清水紘治
奥保鞏…伊吹剛
有坂成章…矢島健一
高橋是清…西田敏行
乃木保典…橋爪遼
中村覚…塩野谷正幸
明石元二郎…塚本晋也
1/35 戦闘車輌 プラキット G20 日本陸軍 28cm榴弾砲 砲兵6体+乃木将軍フィギュア付 【ピットロード】 【玩具】
1/35 戦闘車輌 プラキット G20 日本陸軍 28cm榴弾砲 砲兵6体+乃木将軍フィギュア付 【ピットロード】 【玩具】

ハセガワ 1/350 日本海軍 戦艦 三笠 ”日本海海戦” 秋山真之フィギュア プラモデル 品番40081  
ハセガワ 1/350 日本海軍 戦艦 三笠 ”日本海海戦” 秋山真之フィギュア付き プラモデル(品番40081)



 


同じカテゴリー(TVドラマ)の記事画像
エイジハラスメント 第1話の感想など
精霊の守り人 が 綾瀬はるか さんで実写化
軍師官兵衛 笑ってはいけない 所感
軍師官兵衛 悪い予想が当たった?
HERO(第2期・2014年版) これまで(第7話)の感想など
信長のシェフ/シーズン2 第1話の感想
同じカテゴリー(TVドラマ)の記事
 エイジハラスメント 第1話の感想など (2015-07-12 09:00)
 精霊の守り人 が 綾瀬はるか さんで実写化 (2015-03-03 00:00)
 軍師官兵衛 笑ってはいけない 所感 (2014-12-31 19:35)
 信長協奏曲 第4話の感想など (2014-11-04 12:34)
 このブログの今後、など・・・ (2014-10-31 23:59)
 軍師官兵衛 悪い予想が当たった? (2014-09-19 09:00)

この記事へのトラックバック
※自動承認です。【楽天ブログ】はTB返しできないので、ミラーブログでご対応下さい。また、スパム認定のブログは削除しています。

 海は死にますかと歌われた二○三高地!いよいよ山場がやってまいりましたっ!否でも応でもお国のために逃げられない兵隊さんたち、自分の身を犠牲にしてでも・・・
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲第3部」第11回「二○三高地」 【真田のよもやま話】at 2011年12月12日 07:13
坂の上の雲ですが、近代国家は四民平等で教育や福祉も充実していますが、徴兵制による血税も求めます。乃木希典(柄本明)はロシア要塞への正面攻撃を続けますが、砲煙弾雨の中で犠牲...
坂の上の雲 第11回 感想「二〇三高地」 【一言居士!スペードのAの放埓手記】at 2011年12月12日 09:10

『二○三高地』

内容
ふたたび陸軍第三軍による三回目の旅順要塞総攻撃が行われた。
選抜された“白襷隊”が果敢にも突撃して行くも、三時間後には攻撃は頓挫。
その後も、闇夜に紛れ...
スペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部第十一回 二〇三高地 【レベル999のgoo部屋】at 2011年12月12日 18:02
 旅順要塞を陥落させられないまま、バルチック艦隊の出撃を知った日本側は焦慮がつのります。第三次攻撃は、ついに決死隊を投入するという戦術とはいえない方法が採用されるこ...
『坂の上の雲』 第11回「二百三高地」 【ふるゆきホビー館】at 2011年12月12日 18:02
今回は、乃木希典が指揮する第三軍による旅順要塞総攻撃がほぼ全編にわたって繰り広げられていました。この1つの戦いに1時間以上を費やしてじっくりとみせるのは、後にも先にもこの...
坂の上の雲 第11回「二〇三高地」 【あしたまにあーな】at 2011年12月12日 21:03



映画をまるごと一本、観たような満足感です。(^-^)
第11回 二〇三高地。
坂の上の雲 第11回「二〇三高地」 【みはいる・BのB】at 2011年12月12日 21:39
「坂の上の雲」第3部第2話は日本軍は旅順攻略に2度も失敗し、3度目の攻略を練るもまたも失敗する。3度目の失敗でようやく二〇三高地を目標に変えた日本軍は1度は占領するも ...
坂の上の雲」第3部第2話多くの犠牲を経て戦略転換し二〇三高地占領に成功した 【オールマイティにコメンテート】at 2011年12月12日 22:39
原作:司馬遼太郎「坂の上の雲」(文春文庫) 公式サイト 原作概読。 簡単に感想を
坂の上の雲 3-#02「二○三高地」 【昼寝の時間】at 2011年12月13日 10:25
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。