SPACE BATTLESHIP ヤマト(映画)をテレビで見た感想

2012年04月12日/ 実写映画

TBS系で放送の木村拓哉さん主演映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見た感想など

SPACE BATTLESHIP ヤマト

2010年12月公開の映画なのに、もうテレビで放送してしまうのですね。
どうやら、アニメで新たな展開をするようなので、その宣伝的意味合いなのでしょう。

私は2010年当時、この映画を映画館で観るために、テレビアニメシリーズで
予習をせねばならないと、DVDを借りてきて第6話あたりまで見たところで
うやむやになってしまい、劇場公開も終わってしまいました…。

なので、早々にテレビで放映してくれてありがたく思います。
その一方で、TVアニメシリーズを途中で投げ出した後ろめたさもあります(汗)

劇場でこのヤマトを見た知人の感想を聞くと、他の役者さんたちはオリジナルの
キャラクターを演じようとしているのを感じたけれど、木村拓哉さんだけは
”キムタク”を演じていた、と木村拓哉さんに辛口の評価でした。

だから、その評価は当たっているのかと、楽しみに拝見しました。
結論から言えば、役者さんも生身の人間なので、その方の個性が出るのは
木村拓哉さんだけじゃないな、と感じました。

それよりも、映画全体としての評価がうーん、ビミョーですね…。
感動の結末だったはずなのですが、何か胸の辺りが熱くなるような感慨が
残らなかったんです。終わった余韻に浸ることはありませんでした。

これはテレビ放送用に短く編集したのでしょうか。
仮にそうだったとして、ノーカット版をもう一度見ても、評価は大して変わらない
と思います。

物足りなさを感じた原因として、”敵が不在”だったことも挙げられるのでは
ないでしょうか。

一応、虫みたいな宇宙人=ガミラス星人?は出てきますが、結局、ヤマトの
艦内で、こちら側がワーワー騒いでいるだけの印象が大きかったですね。

ガミラスとイスカンダルは表裏一体、コインの裏表のようなものという解釈で
デスラー(伊武雅刀さん)がほぼ声だけの出演とは…。

エキストラや無名の役者さんでヤマト側のキャストを抑え目にしてでも、
ガミラス星人にもちゃんと人間の役者さんを配役して欲しかった。
あちらにはあちらの論理で地球を侵略していて、彼らなりの正当性や
主張を演技で見せて欲しかった。

VFXでの映像は素晴らしかったと思います。
ただ、またも不満を漏らしますが、戦闘シーンが物足りない。
お金や手間がかかるのだと思いますが、安易にワープに頼らず、艦隊戦を
もう少し長く見てみたい気もします。

ガミラス星の宇宙戦艦にも艦長や副長がいて、
「左舷前方、弾幕薄いよ、何やってんの!」(笑)と言うくらいの場面が
あっても面白かったかなあ。
こういう文句を言う人は、「ガンダム」を見てたらいいですね(汗)

波動砲やワープに頼り過ぎず、宇宙戦艦同士の艦隊戦を最新の素晴らしい
技術で見てみたかったし、敵と味方のそれぞれに抱える事情があって、
そのあたりのドラマも見てみたかった。
2時間程度で収まらないなら、3部作にしても良いでしょう。

以上が私の感想です。

SPACE BATTLESHIP ヤマト あらすじ

西暦2199年、突如侵攻してきた謎の敵・ガミラスによって、人類はその存亡の危機に瀕していた。
人類の大半は死滅し、生き残ったものも地下生活を送っていた。
ある日、地球へカプセルか落下してきた。
それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、そこに行けば、放射能浄化装置があるという。
人類最後の希望を乗せて、最後の宇宙戦艦“ヤマト”がイスカンダル目指して旅立つ。
しかし、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた。

▼主な出演者(敬称略)
古代進 - 木村拓哉/沖田十三 - 山崎努/島大介 - 緒形直人/真田志郎 - 柳葉敏郎/南部康雄 - 矢柴俊博/相原 - マイコ/太田 - 大和田健介/森雪 - 黒木メイサ/加藤 - 波岡一喜/山本 - 斎藤工/古屋 - 三浦貴大/斉藤始 - 池内博之/佐渡先生 - 高島礼子/徳川彦左衛門 - 西田敏行/安藤 - 浅利陽介/アナライザー(AN8001/H1000) - 緒方賢一(声)/藤堂平九郎 - 橋爪功/古代守 - 堤真一/島次郎 - 青木綾平/デスラー / ガミラス - 伊武雅刀(声)/イスカンダル - 上田みゆき(声)/ナレーション - ささきいさお

▼主なスタッフ(敬称略)
原作 - 西崎義展/監督・VFX - 山崎貴/脚本 - 佐藤嗣麻子/音楽 - 佐藤直紀

▼エンディング曲 - スティーヴン・タイラー -「LOVE LIVES」


 


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この記事へのコメント
僕はたまたまやっていたので、途中参加でした。

テレビシリーズは、最後に「地球滅亡まであと◯日」と出るのが、次見ようって思える所の一つでしたが、映画の2時間強で完結させるには無理がある気がします。

思い切って2〜3部作にするとか。歴史物など、結末が分かってる話でも、アリなわけですしね。予算の問題ですかね。

あの映画の見所は、最期のヤマトから古代が波動砲を撃つところだけでした。

今、日本が本当に放射能に悩まされている時に、イスカンダルという、形のないパワーが救ってくれますなんて、ボヤッとした結末では、映画にのめりこめませんでした。

現実に赤西さんの子どもを身籠っている黒木メイサが、最後に古代の子どもといるというのも、メタファーを感じます。

TBS…何か負のオーラを感じてなりません。
Posted by 森っ子 at 2012年04月12日 11:04
森っ子さん、コメントありがとうございます。

>映画の2時間強で完結させるには無理がある気がします。

TVシリーズを見終えてない私が言うのもなんですが、端折ってる感がありありでしたね。


>思い切って2〜3部作にするとか。歴史物など、結末が分かってる話でも、アリなわけですしね。

私も、上記の理由からそう思いました。


>イスカンダルという、形のないパワーが救ってくれますなんて、ボヤッとした結末では、

かなり強引な設定でしたね。


>赤西さんの子どもを身籠っている黒木メイサが

偶然とは思いますけど、近い将来を暗示してたのでしょうか…


>TBS…何か負のオーラを感じてなりません。

何と言っていいのか(^^;)
Posted by じろうじろう at 2012年04月12日 12:35
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