高校入試 最終回(第13話)の感想

2012年12月30日/ 高校入試

フジテレビ系で放送された「高校入試」最終回(第13話)の感想など

高校入試 長澤まさみ

ついに終わってしまいましたね。
坂本先生(高橋ひとみさん)が、水晶玉を額にあてる姿がもう見られないのは寂しい・・・

最終話ですが、とりわけサプライズがあったわけでもなく、荻野先生(斉木しげるさん)が
もう一人の加担者だったのは、おおよそ想定内でした。

一番ワクワクして盛り上がったのは、芝田麻美(美山加恋さん)の母親である
昌子(生田智子さん)が学校に乗り込んできたり、同窓会長・沢村(入江雅人さん)が
英語の解答用紙を見つけたりと、混乱が起きているところまででしょうか。

でも、ドラマ全体としてはとても良く出来ていて、楽しませてもらえました。
時間があれば、また最初から一気に見てみたいですね。

それでも少しだけ納得できない部分があったので、それについて。
受験番号46の田辺淳一は、英語の解答用紙に受験番号が未記入で不合格となりました。
それは入試要項に書いてあるので、その規定を厳格に適用したとのこと。

ならば、芝田麻美はなんで合格なの?
携帯電話は回収すること、もし隠し持っていて試験中に鳴らした場合は失格ということは、
入試要項に書いてあったのではないでしょうか。

確かに、黒板に掲示された注意事項の貼り紙は、前年のものでした。
しかし、水野先生(阪田マサノブさん)が口頭でも言ったし、入試要項にも書いてあった
ならば、彼女が合格したことに納得がいきません。

これは、入試要項に書き漏れていたミスと判断すればいいのでしょうか。
それとも、県会議員の娘ならば、入試要項も反故にされる不条理が世の中には
存在するということを言いたかったのでしょうか。
私はこの点に合点がいきません。

この不手際もひっくるめて、校長(山本圭さん)が責任をかぶったのかなあ。
杏子(長澤まさみ さん)が辞表を持って校長室を訪れた際、
「幼稚園に通う孫がじいじと遊びたいと言うんだ。うらやましいだろ」
と言っていましたが、喜んで早期退職を選んだようには聞こえませんでした。

荻野先生の「昔は尊敬していました」という発言が効いたのでしょうか。
詰め腹を切らされたような校長先生にちょっと同情。

廃人のようになってしまった田辺淳一の兄・光一が、通信制の高校に入って再チャレンジ
することになり、今回の件が彼の救いになったのは良かった。

私も実はネット上で叩かれた経験があり、精神を病むほど落ち込みませんでしたが、
やはり気分はよくなかったですね。これ以上具体的なことはご容赦(笑)
フェイスブックをやりたくない理由は、この辺りにあるかも。

色んな問題が次々に沸き起こる展開は、エンターテインメントとして楽しめました。
自分も高校入試を経験しましたし、ネットで誹謗中傷も受け、共感できる部分の
多いドラマでもありました。

高校入試 最終回(第13話) あらすじ(公式サイトより)
村井(篠田光亮)に指摘をされ、語り出す杏子(長澤まさみ)。杏子が語り出したのは、過去交際をしていた寺島(姜暢雄)の死の理由と、「なぜ彼が死ななきゃならなかったのか」という疑問を解決するために杏子が教師になることを決意した経緯。そして橘第一高校の教師になってから杏子が感じてきた疑問とフラストレーションを語り出す。そして徐々に明らかになる、杏子の意図。彼女はなぜ、この事件に荷担したのか・・・
杏子は教師たちにとあるウェブサイトを見せる。それは、杏子が「寺島が死ぬことの原因となった採点ミスがなぜ入試から半年経ったころに発覚したのか」、という疑問を調査するうちに行き着いたとあるウェブサイト。そこに残っていた「とある過去」が、この事件には大きく関わっていた。そして杏子は、もう一人の「犯人」を指摘する。

▼主な出演者(敬称略)
春山杏子 - 長澤まさみ/滝本みどり - 南沢奈央/相田清孝 - 中尾明慶/小西俊也 - 徳山秀典/村井祐志 - 篠田光亮/宮下輝明 - 小松利昌/荻野正夫 - 斉木しげる/上条勝 - 清水一彰/水野文昭 - 阪田マサノブ/松島崇史 - 羽場裕一/坂本多恵子 - 高橋ひとみ/的場一郎 - 山本圭/沢村幸造 - 入江雅人/芝田麻美 - 美山加恋/芝田昌子 - 生田智子/石川衣里奈 - 山崎紘菜/松島良隆 - 高杉真宙/沢村翔太 - 清水尋也/田辺淳一 - 柾木玲弥/田辺光一 - 中村倫也/寺島俊章 - 姜暢雄

▼主題歌:back number「青い春」高校入試
高校入試 シナリオコンプリート版 DVD-BOXドラマ 高校入試

 


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内容
事件への関与を告白し始めた杏子(長澤まさみ)
すべては、恋人・寺島俊章の死への疑問。
そのことをネットで調べていたところ、あるサイトにたどり着いたと。。。

敬称略




楽...
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ドラマ「高校入試」を見ました。

フジにて 土曜11時からやってました

あの湊かなえがドラマのために書き下ろした作品で!
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入試をぶっつぶす! という宣...
湊かなえ的高校入試 【笑う社会人の生活】at 2013年01月20日 18:35
この記事へのコメント
こんにちは。高校入試が始まってこのブログを見つけて、毎回楽しく拝見しています。ありがとうございます。
芝田さんの件は、個人的な解釈にはなりますが…
入試要項は大学入試は冊子が願書と一緒に配られていて受験生に関係ある部分はケータイの扱いなど細かいところまで記載されています。もちろん更に細かいところまでは学校側にマル秘の入試要項があるはずですが。しかし高校受験のとき少なくとも私や友人は大学入試のような入試要項冊子をもらった記憶はありません。もちろん大まかなことは受験票の裏に書いてありましたし、前日までに中学校からプリントが配布されました。ですがケータイがバッグではなくポケットの中で鳴ったらどうなるか?ケータイが誰のポケットで鳴ったか分からないとき、試験中に確認してまわるのか試験が終わってからか?試験中に確認する場合試験時間は延長する否か?(今回は誰が鳴らしたのかすぐに水野先生が分かったのは水野先生ということで…)などの細かいことは当日の掲示や黒板記載、監督者の説明に委ねるか説明がなかったら自分で質問するしかありません。だから麻美さんが私のように細かい入試要項冊子を貰ってなかった場合は水野先生の発言漏れがあったかどうかを100%実証する必要がありますし(他の受験生の証言を全員分採用すればでしょうが、うろ覚えや誘導尋問の可能性がある証言を採用するのはマジで裁判だと麻美母は言うはずです)、中学校の先生が要項を貰っていた場合それを事前に自校の生徒に伝えていないとなり問題がまたややこしくなるはずです。私も失格で通してよかったと思いますが、本当に裁判起こされたら他の受験生全員は水野発言の証言者として聞き取りがあるでしょうから外部に迷惑を掛けると思ったんでしょうか。普通の感覚なら村井先生に虚偽申告しているので、一家で冷静になれば裁判など起こさないとは思いますがね。(進学せずに裁判の結果を待つ必要がありますし)県議一家云々というよりは、勢いだけの盗人猛々しい母と嘘つき娘が招いた結果ですね。1番は入試要項を見ずにあそこで即答を迫られて判断してしまった校長の行動が間違いです。後からでも再考しなければいけない事案ですし撤回の余地もあったはず。小西、水野両先生辺りに再考を促して欲しかったですが、水野先生は芝田母に入学後の対応を約束したということは、大局的に考えて失格取消のままがいいと考えたんですかね。
Posted by さっちょ at 2012年12月30日 18:49
さっちょさん、コメントありがとうございます。

私が携帯電話を持てるようになったのは、社会人になってからですので、隔世の感があります。

>入試要項を見ずにあそこで即答を迫られて判断してしまった校長の行動が間違いです。
そうでした。その大事なポイントを忘れていました。入試要項に則って対処すると突っぱねれば、芝田麻美を失格にできたでしょう。
《盗人猛々しい母》の勢いに飲まれ、軽はずみにしてしまった約束も撤回するべきで、「裁判を起こすなら起こしてみろ」くらいの毅然とした対応をするのが校長としての責任の取り方だったと思います。「あんたこそ辞めて逃げるのか?」でしたね。

あと、他のブログを読んで「そう言えば」と思ったのが、同窓会長の息子・沢村翔太も合格していたことです。
カンニングの立証をするのは難しいと思います。でも、何らかの形で沢村翔太にお仕置きをして欲しかった。
たとえば、筆記試験のあとに面接試験があって、そこに何らかの理由で行けなくなって不合格になるとか。
「これからは仲良くしような」と松島良隆に握手を求めていたのが空々しかったので、彼には罰を受けてもらい、爽快感を演出して欲しかったなあ。
Posted by じろうじろう at 2012年12月31日 02:38
>2012年12月31日 02:38

こんばんは。
翔太くんの件はほんと微妙なとこですよね。ただ、翔太くんは55番を荻野先生に利用されて答案用紙が2枚あり、1枚は父親の圧力で満点になっているとネットでありもしない中傷を受けた事実がありますし、被害者でもあるんですよね…。仮に不合格になり、開示をして英語が82点になっているのを見たら同窓会長は学校を追求するでしょう。俺は間違いなく「55番100点」の答案を見た、と。そうなると学校は真実を話すほかなくなり、同窓会長はネットでありもしない中傷を受けた息子への慰謝料を学校と荻野先生に請求するでしょう。こうなれば学校側に勝ち目はありません。だからもう、合格で収めるしかなかったのかなと。合格ならば開示をするかは分かりませんし、不合格なら開示は確実なので。
Posted by さっちょ at 2012年12月31日 19:51
さっちょさん、再度コメントいただきありがとうございます。

おっしゃることが、いちいちごもっともです。
確かに沢村翔太を不合格にすると、言われる通りの問題が起きるでしょうね。さすが鋭い。
しかし、ズルいことをした人間を野放しにするのは釈然としません。
ここからは私の妄想ですが、実は掃除道具入れのロッカーの上にカメラが仕掛けてあり、その動画がネット上に流出してしまいます。
そこには、沢村翔太がカンニングする一部始終が映っており、当然バッシングを受けて合格を辞退せざるを得なくなった、といった結末なら爽快だったかなと。
このドラマに、水戸黄門や暴れん坊将軍のような、勧善懲悪の要素を求めてはいけないんでしょうけど・・・
Posted by じろうじろう at 2013年01月01日 19:41
>2013年01月01日 19:41

こんばんは。
いやいや、そんなとんでもないです。犯人も終盤に来るまで全然分からなかったですし…。
全くその通りで、彼は紛れもなくカンニングという不正行為で合格し、彼がカンニングしなかったら受かっていた人の人生を狂わせていますからね。しかもカンニングしても受かる、散々いじめても握手1つでなかったことにしてもらう。世の中をなめています。このままは彼の将来の為にもよくない。これに関してはお兄さんの哲也さんが翔太くんに対して批判的ですし、一高に受かったことをどう捉えているのかな?と思ってます。ただそうはいっても実の弟ですし、他人のような糾弾をすることはないでしょうね…。そうなると、誰が翔太くんに対して正しいことを教えるか。もう周りの目しかなくなりますよね…。本人が一高の勉強についていけなくなり、カンニングなんてしてまで受かるんじゃなかった、良隆くんに宿題見せて貰ってしのぐんじゃなかった、と後悔すればいいですが、一高に受かった時点で彼は地元を出ない限り、どうなろうと勝ち組ですからね…。
この件に関しては、他人を守る(カンニングを追求しない)ことで結局自分らを守るという他の落ちた受験生への背信行為とも取られることをしてしまいましたね。ケータイの件も然りです。学校の内部に正義の目で切り込んだかもしれませんが、メッセージ性はぶれていた気がします。
人の目はどうしても限界がありますし、私は入試などは個別指導塾や大手予備校の自習室のような1人1人壁でしきられた机でやるようにすればいい気がします。いずれにしても入試制度そのものについても考えさせられるドラマでした。
普段ドラマはあまり見ないのですが、今回は久しぶりにドラマにはまりました。
私の勝手な書き込みにご丁寧に返信して頂き、ありがとうございました。今後も更新楽しみにしています。
では、よいお年をお過ごしください。
Posted by さっちょ at 2013年01月01日 23:08
メッセージ性がぶれていたというよりは、ことなかれ主義への全面否定には繋がらなかったという方が正しいですかね、すみません…。
Posted by さっちょ at 2013年01月01日 23:13
さっちょさん、たびたびコメントいただきありがとうございます。

>メッセージ性がぶれていたというよりは、ことなかれ主義への全面否定には繋がらなかったという方が正しいですかね

扇情的なBGMをバックに、次々に事件が起きている時はそれを面白がって見ていました。
ただ、こうして振り返ってよくよく考えると、整合性の取れてない部分もあったんですね。
とは言っても、私もこの”高校入試”にはハマりましたし、娯楽作品としてはとても満足しています。
Posted by じろうじろう at 2013年01月06日 19:42
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